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「あられ」が降りました。〜「あられ」と「ひょう」の違い〜 [ブログ]

一日を通してとっても寒い日でした。
近年では最強クラスの寒気だったようです。
なんだか、地球の気候が夏は暑くなりすぎたり、冬は寒くなりすぎたりと異常気象が多くなってきている気がします。




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そんな中、今朝というかまだ夜も明けていない真夜中に、「あられ」が降りました。
部屋の雨にカンカンと何か叩きつけるような音がして、風に音でもないので心配になって外に出てみて確認しようとすると、玄関を出た瞬間に、白いものが降っていうのが目に入りました。

ひょう01.png

せっかくなので、子供に教えてあげると、「あられ」?「ひょう」じゃないのと聞かれました。
この二つの明確な違いがわからなかったので調べてみました。

「あられ」と「ひょう」の違い
結論から言いますと、その違いは大きさです。

・あられ(霰)
5mmよりも小さい氷の粒が降ることです。
雲の中でちっちゃい水滴がくっついたり、凍ることで出来るようです。

今回降っていたのものの大きさは大きくても2㎜くらいなので「あられ」ということになります。

・ひょう(雹)
雲から降ってくる5mm以上の氷の塊のことです。




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「ひょう」は積乱雲の中で作られます。
積乱雲の中は下から上に向かって風が吹いています。
1)最初は小さい氷の粒だったものが落下しようとし、このときに氷の粒の表面は溶け始めます。
ですが、上に向かっている風によってまた上に戻されます。
上に向かって戻されるときにもう一度、粒の表面は凍りつき、このときに他のものとくっついたり、水滴がついて大きくなります。
2)また落下、表面が溶け始め、また上昇をします。
この
1)、2)を繰り返すうちに大きくなり大きさが5㎜より大きな「ひょう」となります。

そのうち重くなりすぎて地上に降ります。
または積乱雲の上向きの風が弱まることで地上に落下します。
これが「ひょう」のメカニズムです。

あと、「みぞれ」という言葉もあります。
これは雪と雨が混ざって降ることのようです。

子供と一緒に一つ勉強になりました。
ですが、本当に寒い一日でしたね。
体調を崩さないように気をつけたいと思います。




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